homediホメディ

在宅医療に関わる皆様に
お役立ていただくための
情報サイト「homedi」

知りたい!ここでの暮らし

知りたい!ここでの暮らし

特別養護老人ホーム(個室・ユニット型)

特別養護老人ホーム(個室・ユニット型)とは?

特別養護老人ホーム「らくえん深大寺」の外観の画像

取材協力
特別養護老人ホーム「らくえん深大寺」
運営:社会福祉法人 寿真会
開設:2014年5月
定員:70名(個室・ユニット型)、
ショートステイ8名
東京・調布駅からバスで約7分、古刹「深大寺」の丘を望む閑静な住宅街にあるのが特別養護老人ホーム「らくえん深大寺」。周辺の環境に溶け込んだ低層3階建の建物が特徴的です。
「施設」ではなく、入居者の「第二の家」となること目指し、家庭的な雰囲気の中で日々の介護・生活支援のサービスが提供されています。

特別養護老人ホームは、常に介護が必要で、自宅では介護ができない方を対象とした施設です。「終のすみか」としてよく知られている施設ですが、実は大きく分けて「従来型」と「個室・ユニット型」の2つの類型があります。
近年開設されている「個室・ユニット型」は、プライバシーに配慮した個室を基本とし、「1ユニット」は10名程度で構成されています。周りに気兼ねなく自分らしく暮らすことができる環境を整えた特別養護老人ホームです。
いつものメンバーと馴染みのユニット担当スタッフが見守ってくれる「家庭的な環境」の下、自分のペースで思い思いの生活を送ることができるよう工夫されているのが「個室・ユニット型」の特徴です。
施設スタッフによる日常的な介護に加え、医師、歯科衛生士などの健康管理にかかわる専門職のほか、理美容の訪問も定期的に行われています。

ユニットと居室の様子

施設3Fのユニットと居室の様子の画像。入口にはそれぞれのユニット紹介板があり、居室、共有スペース、トイレや浴室、簡易台所もあります。

特別養護老人ホーム 「らくえん深大寺」の一日  ※典型的な1日の流れの例です。

特別養護老人ホーム 「らくえん深大寺」の典型的な1日の流れの表。6:00起床、8:00朝食・口腔衛生ケア、12:00昼食・入浴、14:00おやつ、16:00訪問医の健康チェック、18:00夕食、20:00就寝

  • 8:00 起床 プライバシーに配慮した「私の部屋」

    個室の画像。自分の部屋のようにアレンジできます。 ポイントお部屋は個室のため、自宅の自分の部屋のように思い出の品や馴染みの家具で部屋をアレンジできます。 趣味の絵画を飾ったり、家族の写真を飾ったり、各お部屋の雰囲気は「その人」色です。 個室の画像。家族との思い出の品や写真を飾っています。 家族との思い出が詰まった
    「私の部屋」
  • 12:00 ユニットでいつものみんなと食事

    ポイント生活はユニット単位で行われています。
    食事は、いつものみんなと共有スペースのテーブルで。必要に応じて馴染みのスタッフがサポートしてくれます。
    メニューには、季節に合わせた行事食のほか、餃子パーティーなんてことも。自分たちで食事やおやつづくりを行うこともあります。
    食事の画像・スタッフがサポート。 いつものスタッフが
    食事をサポート
  • 16:00 過ごし方は自由、思い思いに

    レクリエーションでつくった作品の画像。 ポイントレクリエーションの企画などもユニットごとに、希望を踏まえて行われています。 趣味の絵を描いたり、折り紙の作品をつくったり、ユニットの仲間とおしゃべりしたり、部屋でゆったりしたり、過ごし方はひとそれぞれ、思い思いの時間を過ごされています。 懐メロ合唱会の画像。希望者が集まって楽しんでいます。 今日は、希望者で
    懐メロ合唱会!!

特別養護老人ホーム 「らくえん深大寺」の一年  ※事業計画書で予定しているイベントです。

特別養護老人ホーム 「らくえん深大寺」の一年のイベントスケジュール一覧。季節や祝日などに応じてさまざまなイベントを開催しています。

監修:医療法人社団梟杜会 西田医院 西田伸一