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私たちの
こだわり介護

介護老人保健施設(老健)編
住み慣れた自宅に帰るために生活リハビリを行いながら役割を持って生き活きと暮らす
医療法人社団順心会 介護老人保健施設 白寿苑 植田 雅之

介護老人保健施設白寿苑では、200床のベッド数があり、150床が一般棟、50床が認知症専門棟になっています。H25年9月に在宅強化型を取得し、その後継続しながら在宅復帰率も60%前後を推移している状況です。

我々は、リハビリをして元気になって、住み慣れた自宅へ帰り、また困った時は再度利用するといった往復利用を推進し、一生ご支援させていただくをモットーに日々仕事をしています。

まず、入所してから1週間以内に自宅へ訪問します。(ご本人、ケアマネ、リハビリ職員、介護職員など)
多職種で住環境を見てご本人の動きや家の中での導線を確認し、自宅に帰るために何が必要か、課題や目標を設定します。
自宅訪問で表出された、目標や課題を具体的にケアプランに落とし込み、多職種でプランを実施していきます。リハビリの時間はもちろんの事、リハビリ時以外の生活の中でも“自分でできる事は自分で行ってもらう”を意識して、過介助にならないように食事や排泄、入浴、更衣などの動作を行ってもらっています。

入所後3ヶ月間は短期集中リハビリテーションを実施します(週3回以上・1回20分)。
認知症や脳血管疾患という診断があり、入所後に長谷川式スケール検査(30点満点中5点~25点)を行い、該当すれば認知症短期集中リハビリテーションも受けることができます(週3回・1回20分)。

セラピストが行うリハビリはもちろんですが、生活の中で看護、介護職員が行う生活リハビリが非常に重要で、いかにスムーズに自宅で過ごせるようになるか、自宅の環境を想定した訓練や生活が大切になってくるのだと考えます。「できる動作」を「している動作」へ。リハビリ時に可能な動作を、生活の中に少しずつ落とし込んでいく作業を我々は行っています。

3ヶ月の短期集中リハビリ終了後はリハビリ回数が減るため、利用者の状態や家族の状況をみながら自宅へ帰れるか、話し合いの場を設けます。
自宅に帰る方向になれば、退所前に多職種で再度自宅へ訪問し、ご本人の動作や環境面を確認します。住宅改修などの環境調整が必要か、検討しながら自宅に帰るための準備を行っていきます。
また、自宅に向けて家族様への介護指導も行い、おむつ交換の方法や食事内容や形態などの栄養面、移乗方法などもしっかり伝達していきます。

退所前には居宅のケアマネージャーなども含めて担当者会議を開き、退所日や退所後の具体的な在宅サービスの調整、どれくらい自宅で生活が可能か、介護が可能かなど本人や家族の想いを聴き、退所に向けた話し合いを行っていきます。

退所後のサービスとして当苑のデイケアやショートステイを利用される方も多くおられます。
ご自宅に帰られた後に自宅へ訪問し、環境面を確認したり、定期的な電話連絡などで、ご家族や利用者本人が日々の暮らしの中で困っておられることや、介護での悩みなどをお伺いします。
そして、問題点などを早期に察知し、再入所につなげていくように常に関係性を保ち、相談しやすく、いつでも対応できる施設であるということを常々意識しています。

「かかりつけ老健」をキーワードに「困った時の白寿苑、白寿苑にお願いすれば間違いない」と利用者や家族様に信頼される施設であり続けたいと思っています。
永く白寿苑を利用していただき、愛していただけるように、また住み慣れた自宅や地域で今後も永く暮らしていけるように支援していきたいと思っています。