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私たちの
こだわり介護

特定施設入居者生活介護(有料老人ホーム)編
「感動する心をいつまでも」
社会福祉法人新樹会 デンマークINN深大寺 施設長 山本 隆子

当施設の理念は“介護を必要とする高齢者の方々と御家族が安心して最後までその方らしい生活を継続してゆけるようサポートする”になっています。

H14.2月の開所から創設者の考えで、入居者様が感動する心をいつまでも持ち続けていられるようにと、コンサートから外出の同伴までワクワクする時間をたくさん設けています。

施設内美容室でのお洒落や近隣へのショッピング、外食等、家庭的な雰囲気の中で、毎日が心地よく豊かに過ごせるよう各種専門職員(医師、看護師、栄養士、調理師、ケアマネ、介護福祉士など)がその方の人生に寄り添えるよう毎日の介護に真剣に取り組んでいます。

①毎月1回の定期コンサート

まず開所以来実施している毎月1回の定期コンサートから紹介しましょう。6月で第184回目になります。

第2日曜日14時~おおよそ1時間の演奏後、休憩15分間ティータイムをはさみ、合唱15分間に4~5曲歌います。唱歌、童謡に加えて『花は咲く』や『世界に一つだけの花』など大きな声で合唱しています。ティータイムはコーヒーにお菓子をご用意するのですが、毎回、『和菓子?洋菓子?』と予算とにらめっこしながら準備します。入居者様だけでなく近隣の皆様もいらっしゃるのでアンケートにおいしいまんじゅうでしたと記入してあると嬉しくなります。

コンサート以外の音楽に触れあう場の提供としては週1回の合唱や月2回の音楽療法もあります。

②絵画の展示

もうひとつ、魂を揺さぶるものとして、絵画の展示があります。居室・廊下に大小100点以上あり、1F~3Fまでの絵画巡りも楽しみのひとつです。

③100歳のお祝い

100歳のお祝いは盛大に行っています。

入居者様の平均年齢は89歳、平均寿命世界1位は日本女性(86.8歳)といっても100歳を迎えられる方は我々の周りにはそう多くはみられません。当施設の100歳以上の方は3名です。100歳の誕生日の当日には職員手作りのお祝いの会を催しています。

もちろん御家族様、御親戚の皆様も同席です。内閣総理大臣からのお祝状と銀杯、都知事からのお祝い状と記念品を飾り、くす玉割で盛り上がります。そして100歳のお祝い後も増々お元気に過ごされているのは素敵な事だと思いませんか?

④癒しの時間、空間

癒しの時間、空間も大切にしています。

毎日が忙しい日本ですが、せめて当施設内にはホッとできる時間(とき)を感じていただきたいと思っています。

お花いっぱいの玄関や中庭、桜の大木が3本もある緑多いうら庭はホッとできる空間です。季節の花々が緑のそよ風に揺ぐさまは心いやされます。

⑤当施設の一日の流れ

当施設の一日の流れを紹介します。

10時はフロアー歩行、音楽に合わせて歩きましょう~とのアナウンスと共に、元気なマーチが15分間流れます。声かけ等はせず、入居者様は自ら、歩行の必要性を認識して歩行しています。独歩の方も、杖・バギー・車イスの方も…入浴時間でもあるので、入浴誘導しているスタッフは、さりげなく、遠くから見守っています。

そしてリハビリコーナーではPTと運動指導員の個別リハを実施しています。

12時、昼食前の介護予防運動
介護予防として入居者様全員が一緒にできる事は何かと考えたところ、昼食前の食前体操でした。以前はパタカラ体操、口腔体操、上肢の運動などでしたが、現在はイスに座ってのラジオ体操です。

14時、この時間帯は1時間程のレクをしています。
メニューは書道、エアロビ、絵手紙、生花フラワーアレンジメント、ゆめ体操(音楽に合わせて体を動かしながら歌を歌うものです)、合唱などです。

15時、栄養科は、オヤツもなるべく手作りを心掛けていますが、介護科は1ヶ月に1回スイーツレク(チョコフォンデュ、ヨーグルトパフェ)を1F~3Fごとに入居者様と楽しみながら作って食しています。

今年は入居者様提案のはじめて八重桜で桜の塩漬けを作ってみました。スイーツレク時に、桜湯だけでなく、おまんじゅうやクッキー作りに塩漬桜を入れてみようと話題は広がっています。