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在宅医療コラム

在宅療養を検討されている方のご家族へ

約80%の方が病院で亡くなっています

もちろん昔と今とでは医療施設などにちがいがありますが、統計データによると1951年には80%以上の方が自宅で亡くなっていましたが、最近ではわずか約10%で、逆に約80%が病院で亡くなっているそうです※1

でも半数以上の方が自宅で最期を迎えたい

では、実際には皆さんはどんなふうに考えているのでしょうか?「治る見込みがない病気になった場合、どこで最期を迎えたいか」という内閣府の調査では、「自宅」が 54.6%で最も多く、次いで「病院などの医療施設」が 27.7%となっています※2。半数以上の方は、自宅で最期を迎えたいと考えているようです。

ご家族への遠慮から在宅療養を選択できない……

病気になっても住み慣れたところで暮らしながら療養したいという想いを、多くの方がお持ちになりながら実現できない要因のひとつには、ご家族への遠慮があります※3。「介護してくれる家族に負担がかかる」「症状が急に悪くなったときの対応に自分も家族も不安である」などの理由が挙げられています。本人は自身の療養生活をどのように送りたいと考えておられるのでしょうか。家族に対してどのような思いでいらっしゃるのでしょうか。

年末のこの機会に、ご両親の本音を

高齢化社会を迎え、在宅医療や介護などを広く支えていくシステムがそれぞれの地域で整えられています。療養される方だけでなく、そのご家族をサポートする仕組みもしっかり備わっています。帰省などでご家族が集まる機会が増える年末年始。これからどんなふうに過ごしていきたいか、ご両親の本音をたずねてみてはいかがでしょうか。

【参考資料】

※1厚生労働省:(死亡)第5表 死亡の場所別にみた死亡数・構成割合の年次推移、人口動態統計年報 主要統計表
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii10/

※2内閣府:3 高齢者の健康・福祉(3)最期を迎えたい場所は「自宅」が半数を超える、平成28年版高齢社会白書
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2016/zenbun/28pdf_index.html

※3終末期医療のあり方に関する懇談会:問50 自分が治る見込みがなく死期が迫っていると告げられた場合、自宅で最期まで療養することが困難な理由、「終末期医療に関する調査」結果について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/zaitaku/dl/07.pdf