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“宅幼老所”のデイサービスで子どもたちとのふれあいを
デイサービス施設を選ぶ時に
在宅療養の方がいらっしゃるご家庭では、デイサービスを定期的に利用されていることが多いと思います。もちろんご自宅からの距離などが施設選びの重要なポイントになりますが、施設によってはユニークな取り組みを行っているところがあり、そうした視点から考えてみるのもひとつの手です。
意欲を高め会話を促すきっかけに
たとえば、高齢者や障がい者、子どもを対象とした地域共生型サービス“宅幼老所”の取り組みがあります。小規模で家庭的な雰囲気の中で柔軟なサービスを行うもので、高齢者の方にとっては、子どもたちとふれあうことで意欲を高めたり会話を促進したりすることが期待できます。
子どもたちのしつけ役として
一方、子どもたちは、高齢者や障がい者を思いやる心を身につけることができます。子どもたちにしつけなどを行うのが高齢者の役目になることで、生きがいを見い出してもらうきっかけになるかもしれません。
取り組みは全国各地の施設で
“宅幼老所”の取り組みは、全国各地の施設で行われ始めています。もちろん高齢者の方のからだの状態やご本人の意思にもよりますが、デイサービスを通して地域に根ざした交流を深めることができるなんて、ちょっと心ひかれるものがありますよね。