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在宅医療を受けるためには

医療関係者との初回面談

在宅医療を開始する際には、まず患者さんやご家族と在宅医療を受け持つ医療関係者との間で初回面談を行います。

在宅医療を行う医療機関では、入院先の医師やかかりつけ医から、これまでの診断・治療などについての臨床経過、継続すべき医療の内容、今後の見通し、患者さんとご家族への病状説明の内容などの情報を受け取っています。ですから、これらの情報を元に、医師や看護師が患者さんやご家族と面談し、在宅医療への理解や今後の進め方に対してお互いに確認することになります。また、この面談を通して医療機関側は、在宅での療養環境や家庭の事情なども確認することになります。
面談の際には、納得するまで在宅医療の目的や治療ケア方針についてよく話し合い、共通認識を持つことが重要です。また、在宅医療を進めていく上での希望も、この場でしっかりと伝えることが大切です。

監修:全国在宅療養支援診療所連絡会 会長 新田 國夫