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住環境の整備
在宅医療の実施に際しては、患者さんのより生活しやすい住環境を整えることがとても大切です。
患者さんにとって家の中が負担の少ない動線になっているか、安全面に配慮されているかなど一度確認してみてください。
例えば、玄関から屋外へのアプローチ、ベッドから食卓への移動の状況、トイレや浴室の構造などを見直すことで、患者さんのQOL向上やご家族への負担の軽減が期待できます。
また、電動ベッド、ポータブルトイレ、車いす、手すり、杖などは患者さんのADL(日常生活動作)に合わせた補助器具を利用するようにしましょう。ベッドや車いすなどは介護保険の利用もできます。
このような住環境の見直しについても、医療関係者に相談しアドバイスをもらってください。
参考資料:
・公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団 在宅医療テキスト P17
監修:全国在宅療養支援診療所連絡会 会長 新田 國夫